空から降るものと言えば、もちろん雨や雪を想像しますよね。
しかし過去に、雨や雪ではなく「肉」が降ってくるという怪事件がありました。
今回は、そんな謎めいた事件をご紹介します。
ちょっとホラー要素もあります。
概要
1876年3月3日に、アメリカのケンタッキー州のとある街で突然、肉が降り注ぎました。
肉の大きさは大体5cm〜10cmで、赤身肉ばかりだったのです。
降り注いだ範囲はなんと、4平方キロメートルという非常に広範囲でした。
さらには、この降り注いだ謎の肉を食べた人もいたようです。
食べた人たちいわく、羊の肉、もしくは鹿の肉に近い味がしたようです。
とはいえ、この事件自体が古いため、どこまでが本当でどこまでが嘘なのかはわかりません。
囁かれている説
この事件において色んな仮説が立てられましたが、1番有力だとされているものは「鳥の吐しゃ物説」です。
単に数羽の鳥が肉を吐いただけだと、4平方キロメートルもの広範囲に肉が降るはずはありません。
しかし、アメリカに生息している「アメリカハゲワシ」が吐いたと考えると、納得できなくもない説明がつきます。
アメリカハゲワシというのは、仲間が何かを吐いている姿を見ると、自身も吐くという習性があるのです。(もらいゲr...)
そのため、群れで飛んでいたハゲワシの中の1羽が吐くと、それにつられて他のハゲワシも吐く。
そしてまた別のハゲワシが吐き、また別の...というふうに、連鎖反応が起きた説が有力だとされています。
またハゲワシは、自身に危険が近づいていることを感じると、口に含んでいるものを吐き出してしまうという習性もあります。
肉の正体
結局、何の肉なのかが気になるところですが、実は「アラン・マクレーン・ハミルトン」という博士によって特定されています。
その正体とは、なんと馬の肉、もしくは人間の幼児の肉だというのです。
さらに詳しく調べると、降った肉は馬か幼児の軟骨、肺組織、筋肉だったといいますが、馬と幼児どちらの肉なのかまでは判別出来ませんでした。
最後に
普段何気ない日常生活を送っている中に、肉が降ってくるなんて事が起こったら大パニック間違いないですね。
今日も日本は平和です。(コ○ナのせいで平和ではないか。)
皆は吐く時はトイレに行こうニャ!
よろしければこちらもどうぞ!